介護研修Ⅲ(他施設体験研修)<本社・研修センター>
採用時研修(手洗い)<本社・研修センター>
アクティブライフでは、入社時に研修を受けて頂く事になっております。
本日は、『手洗い』について、研修を行いました
日常生活でも勤務時でも機会が多くある『手洗い』
その基本・ポイントをおさらいしました。
まずは効果的な手洗いの方法を説明。
次に、「手洗いチェッカー(サラヤ株式会社さんの製品)」という、
“汚れに見立てたローション”と“LEDライト”を使い、効果的な手洗いが
出来ているかの実践を行いました。
ローションを塗り、手洗い前と後で、汚れがどのくらい落ちたかをチェック!
【手洗いチェッカーの使い方】
①汚れに見立てた専用ローションを掌・指・手首に塗ります。
②手洗い
③「ブラックライト」というLEDライトに手をかざすと、洗い残した部分が光り、
効果的な手洗いが出来ているかどうかをチェックする事が出来ます。
【ポイント】
○指先・間、さかむけ(ささくれ)、タコに汚れが残りやすい
○手荒れをしていると、そこにも汚れが残りがち。
○完璧に洗うのはなかなか難しい為、手洗い後の汚れを防ぐフォローが大切
→例:手袋の正しい着脱方法・アルコール消毒等
介護研修Ⅲ(看取りケア)<本社・研修センター>
アクティブライフでは 、新卒採用者の入社3年目の研修として
「看取りケア」を以下の内容で実施しております。
個人ワーク 「看取りケア」について、体験したこと・学んだこと
グループワーク 「看取りケア」について
生きとし生けるものは必ず、その一生を閉じるものです。
いかにその方が人生の最期の時を豊かに過ごせるか、また、安らかに永遠の眠りに
つくことができるか、ご本人はもちろん、ご家族、友人、知人など多くの方の
心を動かす出来事です。
その傍らで私たちが専門職として適切かつ質の高いサービスを提供できるか、
最期の時を、ご本人はじめ、周りの方々が安心して安楽にお過ごしいただくことが
できるか、この度の介護保険改定でも国が積極的に取り組もうとしている課題です。
グループワークの発表から
■死ぬことを考えることが今をどう生きるかを考えることに繋がった
■長生きがすべてではないと考えるようになった →苦しい治療よりも痛みのない生活
■生きている間のQOLの向上が重要
■死ぬことは冷たい、孤独なイメージ、看取りは暖かい、多くの人に囲まれているイメージ
■色に例えると 死は無彩色単色 看取りは暖色多色
■看取りケアの時には死を意識させないケアをしたい
→声掛け、音楽などの環境整備が重要
■明日も生きていると思うことが当たり前だけど、当たり前じゃないことに気が付いた。
今を生きることが大切と思った
■その人らしい最期を迎えることが大切だと思う
■自身の死や死に方について目を向ける機会になった
今回は3年の経験で“考える”力が育まれていることがよくわかる研修になったと
思います。今後も感じる事、考える事、大事にしたいですね。
採用時研修(歩行)<本社・研修センター>
アクティブライフでは、入社時に研修を受けて頂く事になっております
本日は、『歩行介助』について、研修を行いました。
研修の前半は“視覚障害の方への介助”です。
後半は足に負荷をかけて“片麻痺の方の歩行について考える”機会を設けています。
今回のブログでは、前半の“視覚障害の方への介助”の研修の様子をご紹介します
今回のテーマの目的としては、障害のある立場を体験し、こういう介助が欲しいな、
これは安心できたというようなことを体験することで、“利用者理解”につなげてほしい
という思いから実施しています。
研修参加者は交互にご利用者役・スタッフ役になり、歩行介助の一連の流れを
ロールプレイしました。
【設定】
○ご利用者役は視覚障害があるものの、身体的障害は無い。
(ゴーグル・アイマスクを着用し視覚障害を疑似体験)
○開始時は、普段お過ごしの居間にてイス・テーブルで寛がれている。
○スタッフ役が訪室し、居間から離れた所にある食堂へお連れする。
○途中、細い道を通るため、縦一列になる必要がある
(人が1人だけ通る事が可能な程度の細い道)
【研修参加者の感想】
~ご利用者役~
○普段のようなスピードや思い切りでは歩けない。フラフラする。
○「自分で歩いて行く」という意識ではなく、「連れて行かれる」イメージ。
○声掛けをしてもらう事ですごく安心出来る。前もって心構えが出来る。
~スタッフ役~
○歩行介助の際、誘導する役のはずの自分も余裕が無くなってしまい、
ご利用者役に不安感を与えてしまった。
○声掛けをする際に、言葉の統一が必要だと感じた。「~m」なのか「~歩」なのか。
→「~m」より、やはり「~歩」の方がわかりやすい。
○目で見る距離と実際に歩く距離との感覚の違いを再認識。
ご利用者が安心して好きな所へ行って頂けるような支援をしたいですね。
そのためには、ご利用者の性格・状態・習慣といった個別の情報の把握も必要です。
また、スタッフとご利用者、双方の信頼関係の大切さも今回の研修を通して理解して
頂けたかと思います。
採用時研修(車イス)<本社・研修センター>
アクティブライフでは、入社時に研修を受けて頂く事になっております
本日は、車イスについて、研修を行いました。
まずは車イスの役割・使用目的・点検方法について説明。
その後、車イスに乗る人・操作する人に役割を分けて、いくつかのシチュエーションで
体験していただきました。
【シチュエーション】
①「平地走行→狭い道→2cm程の段差」のルートを2パターンで
A:操作する人は無言で、かつ早いスピードで車イス操作
B:操作する人は乗る人に声掛けをしながら、スピードにも配慮して操作
②高さ30cm程の段差の上がり下がり
③坂・スロープの上がり下がり
【参加者の感想】
○無言で操作されると不安・恐怖に感じる
⇒自分で操作できず、身を任せている、動きが予測不能
○方向転換などのちょっとした時でも、声掛けがあると安心
○ブレーキのかけ外しの音・衝撃はこれまで無意識だったが、乗ってみると結構気になる
○自分の普段歩くスピードで押してしまいがち。だが、乗ってみると意外と速かった。
また、車イスと段差・ドアなどとの距離感がつかみにくい
○乗る人・操作する人、それぞれからお互いの表情・様子は見えにくい
⇒その分、こまめな声掛け(適切なトーン・スピード・タイミング)で
伝達しあう事が重要
○フットレストやブレーキの操作など、出来る事は本人にして頂く事を忘れずに
業務の中でも必要不可欠な車イス操作。実際に乗る人の立場も体験して頂いた事で
多くの気付き・発見があったようですね