介護研修Ⅱ 「もっと知ってほしい アクティブライフにおける高齢者のレクリエーション」<アクティブライフ本社・研修センター>
介護研修 Ⅱ
「もっと知ってほしい アクティブライフにおける高齢者のレクリエーション」
1月に開催した 社内研修 を紹介します。
内容は、「レクリエーション」に特化し、
1.音楽療法、2.手作業(クラフト)、ゲーム 3.健康体操 の3部構成です。
はじめは・・・「音楽療法」です。
講師は “ 音楽療法はケアのひとつ ” をキーワードに日々施設で音楽療法に
取り組んでいる、アクティブライフ専任音楽療法士の福田さんです
座学では「楽療法とは」から、「意図的な働きかけと工夫されたプログラム」
「歌うことは口腔ケア」などの基礎を学びました
そして、体験学習では・・・「導入の挨拶」から「バリエーションのある発声練習」
「歌体操」最後は、「ミュージックベルを使った楽器演奏」まで、
プログラム体験を通して実践指導を受けました
最初の発声では、講師の「皆さんマネしてくださいね、♪ ワッハッハ~ ハイ!」に、
少し照れつつ・・・
さすが介護スタッフです。徐々に本領発揮!!
発声練習が終わる頃には、講師の代わりに受講生が「 ♪ イヒヒヒヒィ~~ ハイ!」と
しっかり先導していました
歌唱実技では、
認知症の方や歌唱の苦手な方でも、『このフレーズを聞けば「思わず声が出る!」
選曲として、
講師: ♪ ~あぁ~ 受講生: ♪ 川の流れの よ~う~にぃ~
講師: ♪ あ~あ~あああ~~ 受講生: ♪ 高校~三年生~ など
どのようにすれば歌唱を引き出せるのか? 歌詞幕を指して合図を出すには?など
実践を学びました
最後は 楽器演奏 です。曲目は「蛍の光」
楽譜ではなく、3色に塗り分けた歌詞幕を見ながら、担当の色のベルを鳴らしながら
歌唱します
きれいな音色にするために、同じ色グループで呼吸を合わせるのですが・・・
始めは何だか息が合わず、バラバラ・・・
でも講師の「お互いに目を合わせるように」「合図を出しあいながら」の一言で、
最後はピッタリ!一体感が出て、綺麗な響きになりました
音楽療法の体験を通して、ご利用者への働きかけ・サポートの仕方を考え、
より良い時間を共有できるようにしたいとスタッフの気持ちも引き締まり
ました。
次は、『手作業(クラフト)、ゲーム』です。
講師は、研修センター講師の香川さんです。
クラフト①では、割り箸を組んで額を作り、季節の花 ” 椿 ” を、ステンシルや
布で作りました
それぞれ個性的な色・布使いで、しっかり作品に仕上がりました
クラフト②は、折り紙でカエルを作るのですが・・意外と難しく、
勢いよく指で跳ぶように見本をみながら仕上げます
できた カエル を蓮の花のゴールめがけて、ぴょ~ん!!
思わず、童心に帰り皆さん大盛り上がりでした
最後に、 「割り箸で作ったゴム鉄砲の的当てゲーム」をしました
節分の鬼、お多福さんの的を目掛け、個人戦で戦います
予想通り、“ みなさ~ん・・チョット真剣になりすぎでは??? ” というほどの
集中力でした
おしまいに、優勝者を表彰、副賞にレク研修で使った道具をプレゼントして終了
作業レク研修では、「ご利用者のできることを引き出す声かけ」
さりげない準備で「できた満足感」をどう感じてもらうか、など
ご利用者目線で作業しながら、介護者目線で考える・・・
明日からどう取り組むかヒントを感じられたようでした。
最後は、『健康体操』の体験学習です。
講師は、アクティブライフの専任体操トレーナーの堀さんです。
今回はアクティブライフの体操トレーナーが実践している体操プログラムを
体験するだけでなく、
「高齢者になぜ運動が必要なのか」
「日常の生活動作全てがリハビリ」
「介護者として意識すべきこと」観点から座学もしっかり学びました。
運動プログラムの前に、「体力測定」の中から、
「握力測定」「30秒椅子立ち上がり」「開眼片足立ち」を体験
体力測定を定期的に行う事で、全身状態の把握ができる事を知りました
そして・・・運動プラグラム体験 です
身近な道具(今回はヨガボール)を使いました
先生の元気なかけ声・リズムにつられ、思わず手が伸びる、足が動く!!
皆さん段々動きがスムーズに、大きくなっていました。
最後は、 ラテン調の音楽に乗って~、Let’s DANCE !!!
「ハイハイ、膝を柔らかく使って~」 「リズムに合わせて~」
「音楽に乗って~~」「腕を大きく振って~」
と先生を見ながら必死についていきます
ラテンの心地よいリズムと明るい音調
先生のパワフルな掛け声
「 ♪ ワン・ツ―・スリー・フォー !ファイブ・シックス・セブン・エイト!」
が響き渡り、楽しく有酸素運動をしました
終わる頃には 「結構しんどいね~」 「楽しいわぁ」と実際の運動プログラムの
充実ぶりに驚きながらも、「これなら私たちにもできるかも」という手ごたえは
感じられたようでした
一日を通して、「高齢者のレクリエーション」を考える
良い体験ができました
この体験を明日からのレクリエーションに活かし、ご利用者の活動意欲の向上、
充実した日常生活に繋がるようにしたいと思います。
★企業ホームページはこちら↓
https://activelife.co.jp/corpo/