採用時研修(認知症・DVD使用)<本社・研修センター>
アクティブライフでは、入社時に研修を受けて頂く事になっております。
本日は、『認知症』について研修を行いました。
認知症の方の事例を2つ、DVDでご紹介。
その事例を検証する事で、認知症への理解を深めて頂きました。
研修参加者の感想
ご本人とご家族とで気持ちの相違があり、その場合のケアの仕方が難しいと感じた。
ご本人優先とするが、ご家族へのフォローも必要。
普段からの信頼関係構築の重要性を再認識した。
認知症の方の退行(意識が若い頃の過去の自分に戻る)に驚いた。
私達にはわかりきれない部分もあるかもしれません。
しかし、プロとして相手の方の気持ち・意識を想像しながら、その方の状況に合わせた
“寄り添うケア”を提供していきたいですね。
CPR(心肺蘇生法)研修<本社・研修センター>
アクティブライフでは、入社時に研修を受けて頂く事になっております
本日は、『CPR』について研修を行いました。
CPR=Cardio(心臓) Pulmonary(肺) Resuscitation(蘇生):心肺蘇生法
今回はCPRの手順・ポイントとAEDの使用方法を確認しました。
その後、トレーニング用の人形を使用し、実際に緊急時対応の流れを
ロールプレイで行いました。
手順 傷病者を発見したら…
①周囲の安全を確認し、傷病者に近づく。
②傷病者の意識の確認
③応援要請 ⇒ 119番連絡とAEDの依頼
④傷病者の呼吸確認
⑤胸骨圧迫
⑥人工呼吸
⑦AED=Automated(自動) External(体外式) Defibrillator(除細動器)
AEDの使用方法
①電源を入れる
②音声ガイダンスに従って操作
③電極パッドを装着
④通電ボタンを押す
CPRは緊急状態にある人の発見時に、救急車到着までの処置としてとても重要です。
CPRのガイドラインは5年に1度更新されています。
万が一の時に備え、CPRの十分な理解、日頃からの訓練・心掛けの必要性を
感じて頂ける研修になりました。
採用時研修(インスタントシニア体験)<本社・研修センター>
アクティブライフでは、入社時に研修を受けて頂く事になっております
本日は、『インスタントシニア体験』をして頂きました。
加齢による身体的機能の低下や心理状態を実感、様々な気付きの機会を
持って頂く事が目的です。
以下の装身具を身に着け、日常動作(歩く、暗い場所へ行く、飲み物を飲む、本を読む…等)を行います。
【使用した装身具・効果】
①白内障用ゴーグル:視覚の変化、視野狭窄
②耳栓:聴覚の変化
③軍手:触角の変化、手先の不自由さ
④おもり(腕と足に装着):平衡感覚の変化、可動域の変化
【参加者の感想】
「視覚・聴覚が低下すると、情報が入りにくくなり、閉鎖的になる」
「自分だけの世界に閉じこもり、疎外感、あきらめも感じ、悪循環」
「ケガをしそうで、何をするのもこわごわ・受け身的。
新しい事に挑戦する気が起きない」
「出来ない事を痛感し、無力・みじめな気分」
「他者からの優しい・気遣いの言葉も素直に受け取れない」
高齢者は急激な変化ではなく、徐々に身体的機能が低下します。
少しずつ嫌な(機能低下の自覚・無力感)事・喪失体験の積み重ねとなって
しまいがちです。そして自分の価値を見出せなくなってしまいます。
高齢者は私達以上にこれまで多くの知識・経験をお持ちになられて来た方。
自信を喪失しないよう、“敬い・尊敬の気持ちを持って接する”事が大切です。
今回のインスタントシニア体験で実感された事を元に、それぞれのお仕事に繫げて頂けたらと思います。
更衣介助研修<本社・研修センター>
アクティブライフでは、入社時に研修を受けて頂く事になっております
今回は、入社1年目の社員を対象とした研修です。
本日のテーマは、『更衣介助』です。
機会の多くある更衣介助。その基本・ポイントをおさらいします。
研修参加者がご利用役・スタッフ役になり、更衣(介助)の一連の流れを
ロールプレイしました。
衣服は前開き式・被り式の2種類の使用。
ご利用者役は片側の腕に麻痺があるという設定です。
【ポイント】
更衣しやすい衣服選び
脱健着患 … 脱ぐ時は問題の無い健康な方(健側)から。着る時は、
麻痺・怪我がある方(患側)から。
出来る事はご自身でして頂く。
(①自分で着た方が心地よい ②ADL(日常生活動作)を低下させず、
維持・向上出来るように)
コミュニケーションをとりながら、体だけでなく心の状態も確認する。
普段何気なく行っている自身の更衣ですが、一つ一つの動作を振り返ってみる事で、
更衣介助のポイント・コツを新たに発見できるかもしれませんね。
介護研修Ⅱ(音楽療法)<本社・研修センター>
アクティブライフでは、入社時に研修を受けて頂く事になっております
本日は、“音楽療法”について研修を行いました。
受講者は入社2年目の社員です。
以下のプログラムで研修を行いました。
A 座学:①音楽とは ②アクティビティの意義 ③音楽療法とは
B グループワーク:歌詞幕作成
C 音楽療法体験:発声・歌唱・身体活動・ミュージックベル
D まとめ:感想・質疑応答
まずはA 座学です。
人にとって無くてはならない=誰にでも親しみのある「音楽」をコミュニケーションツールとしてケアに活用することができる。
ご入居者・ご利用者の残存能力や新たな一面を発見する事が出来る。
高齢者対象の音楽療法は、誤嚥予防、二重課題(デュアルタスク)、他者との交流という観点から効果が期待出来る。
以上のように、“アクティビティの必要性”、“なぜ音楽療法なのか”という事を、
改めて学んで頂きました。
次はB グループワークです。
3つのグループに分かれ、“歌詞幕”を作成して頂きました。
当社では、歌詞や曲名・歌手名・時代背景のデータを共有しており、スタッフがすぐに
曲を検索・印刷してアクティビティに活用できるようなシステムを構築しております。
そして、いよいよC 音楽療法体験です。
普段はアクティビティを主催する側ですが、今回は体験という事でご入居者側の視点で
参加して頂きました。
発声練習、歌唱、身体を動かしながら歌唱(二重課題)、輪唱、ミュージックベル演奏…と盛りだくさんの内容でした。
「ミュージックベル演奏」では、“即興 → コード奏 → メロディ奏”と、段階的に難易度が上がり、ケアと同様に個別対応を意識したものでした。
座学で学んだ内容を振り返りながらの体験だったので、より理解が深まりやすかったかと思います。
単に体験するだけでなく、主催者側のポイントも紹介されたので、すぐに実践したいとの感想がありました