介護研修Ⅱ(音楽療法)<本社・研修センター>
アクティブライフでは、入社時に研修を受けて頂く事になっております
本日は、“音楽療法”について研修を行いました。
受講者は入社2年目の社員です。
以下のプログラムで研修を行いました。
A 座学:①音楽とは ②アクティビティの意義 ③音楽療法とは
B グループワーク:歌詞幕作成
C 音楽療法体験:発声・歌唱・身体活動・ミュージックベル
D まとめ:感想・質疑応答
まずはA 座学です。
人にとって無くてはならない=誰にでも親しみのある「音楽」をコミュニケーションツールとしてケアに活用することができる。
ご入居者・ご利用者の残存能力や新たな一面を発見する事が出来る。
高齢者対象の音楽療法は、誤嚥予防、二重課題(デュアルタスク)、他者との交流という観点から効果が期待出来る。
以上のように、“アクティビティの必要性”、“なぜ音楽療法なのか”という事を、
改めて学んで頂きました。
次はB グループワークです。
3つのグループに分かれ、“歌詞幕”を作成して頂きました。
当社では、歌詞や曲名・歌手名・時代背景のデータを共有しており、スタッフがすぐに
曲を検索・印刷してアクティビティに活用できるようなシステムを構築しております。
そして、いよいよC 音楽療法体験です。
普段はアクティビティを主催する側ですが、今回は体験という事でご入居者側の視点で
参加して頂きました。
発声練習、歌唱、身体を動かしながら歌唱(二重課題)、輪唱、ミュージックベル演奏…と盛りだくさんの内容でした。
「ミュージックベル演奏」では、“即興 → コード奏 → メロディ奏”と、段階的に難易度が上がり、ケアと同様に個別対応を意識したものでした。
座学で学んだ内容を振り返りながらの体験だったので、より理解が深まりやすかったかと思います。
単に体験するだけでなく、主催者側のポイントも紹介されたので、すぐに実践したいとの感想がありました